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【法律の壁を理解する】従業員に損害賠償させるときの注意点

今回は、従業員のミスによる損害賠償についてご説明いたします。

従業員がミスをした結果生じた損害について、会社が従業員に損害賠償を求めることは法的に認められています。
例えば、自動車事故がその典型例です。
しかし、いくつかの重要な注意点があります。

まず、会社が従業員から損害賠償を求めるには、あらかじめ就業規則に損害賠償の規定を明記し、その内容を従業員に周知しておく必要があります。

次に、会社が従業員に対して損害の全額を請求することは、実際には難しいことが多いです。
ミスの程度によって異なりますが、一般的には損害額の約25%程度が請求の限度とされています。
会社が従業員に全額の賠償請求をすることはできますが、裁判になれば大幅に減額される可能性が高いです。

さらに、従業員が賠償に同意した場合でも、その金額を給与から天引きすることは法律で禁じられています
従業員が同意していたとしても、この方法での賠償徴収はできませんので、ご注意ください。

また、自動車事故を起こしたら罰金5万円というような、会社で事前に賠償額を定めておくことも、法律では認められていません

このように、従業員のミスによる損害賠償に関しては、法律の壁が存在します。
事前に理解を深め、準備をしておくことがトラブルを避ける鍵となります。