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【調査票と面談】社員の業務負荷やストレスレベルを把握する方法

今回は社員の業務負荷やストレスレベルを把握する方法についてご紹介します。

 

社員の業務負荷やストレスレベルを把握する方法はいくつかありますが、
今回は
1. ストレスチェック制度を利用する
2. 職場環境改善ツールを利用する
3. 職場の快適度チェックを行う
上記の3つの方法についてご紹介していきたいと思います。

1. ストレスチェック制度を利用する

ストレスチェックは、労働者のストレスの状況について検査を行い、
本人にその結果を通知して自らのストレスの状況について気付きを促します。
個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、
検査結果を集団的に分析し、職場環境の改善につなげることによって、
労働者がメンタルヘルス不調になることを
未然に防止することを主な目的としたものです。

この制度を利用することで、職場のストレスを低減させるため、
できるだけ実施するようにしましょう。

2. 職場環境改善ツールを利用する

ストレスチェックの職場環境改善ツールには、
職場CATという「職業性ストレス簡易調査票」に追加して、
職場におけるストレスの原因を把握し、
職場環境の改善を進めていくことを目的に開発されたプログラムがあります。

 

また、「こころの耳」というウェブサイトでは、
「職場環境等の改善」を通じたストレスの低減をテーマに、
職場環境等への取組みについて動画で学ぶことができます。
職場環境改善ツールとして、職場の物理的レイアウト、
労働時間、作業方法、組織、人間関係などの職場環境を改善することで、
労働者のストレスを軽減し、
メンタルヘルス不調を予防する方法が紹介されています。

3. 職場の快適度チェックを行う

職場の快適度チェックは、職場の現状を把握して問題点を発見し、
具体的な職場全体の取り組みに役立てるための調査票です。
調査票は、職場のソフト面における現状を的確に把握するためのものであり、
職場の管理者及び従業員の了解を得たうえで調査を実施します。
調査票回収後、各領域及び全体の平均値を集計し、分析することで、
問題点を発見し、改善策を検討することができます。

 

加えて、職場の快適度チェックを実施する場合には
チェックを実施する職場(部門等)を決定し、
当該職場の管理者及び従業員の了解を得るとともに、
調査の主旨、目的、内容等を説明し、必要に応じて事前の現状調査を行い、
現場の管理者と従業員双方の納得を得たうえで調査を実施することが必要です。

 

いかがでしたか。
今回は社員の業務負荷やストレスレベルを把握する方法について
ご紹介しました。

 

ストレスチェックを行うだけでなく、
業務状況を把握するためにも、
面談の機会を多く設けることもポイントのひとつです。

ぜひ、自社にあった取組を実践してみてはいかがでしょうか。