今回は、中堅社員が育たない・離職することに
悩んでいる企業ができる取組についてご紹介していきます。
みなさんは、中堅社員の育成などに力を入れていますか?
中堅社員は、新卒と管理職や専門職ほど
人材育成の教育体制が整っていない場合が多いため、
能力開発の支援体制を整えることが重要です。
育成内容としては、ビジネススキルや専門スキルの支援、研修制度の整備、
専門スキルを高めるための研修やサポート制度の構築などが挙げられます。
また、ポイントとしては、
1. 本人に現在位置を把握させる
2. キャリア形成の道筋を示す
3. 上司が積極的にチャンスを提供する
4. 個人の課題に合わせた育成手法を選ぶ
というような、中堅社員向けに育成できる内容を
しっかり構築することも重要です。
例えば、
・キャリアアップに必要な経験を積む機会を提供する
・キャリアアップに必要な人脈を築く機会を提供する
・中堅社員の業務範囲を広げる
・中堅社員に新しいプロジェクトのリーダーを任せる
などの実際の業務経験の中でも能力の育成が可能です。
また、ひとりの社員で行わせるのではなく
足りない部分はフォローをするようにしましょう。
加えて、以下のことも行うことで離職の防止にも繋がります。
・中堅社員の成果を評価し、フィードバックを行う
・中堅社員に適切な報酬を提供する
・中堅社員にやりがいのある仕事を与える
中堅社員は、新入社員と管理職の間に立つ存在であり、
仕事をよく任せられるようになります。
そのため、業務処理能力だけでなく
課題解決力なども養っていく必要があります。
ぜひ今回の内容を参考に、取り組んでみてはいかがでしょうか。