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【短時間勤務パートの採用で人手不足を解決】人材確保戦略について

今回は、とある企業の斬新な人材確保戦略についてご説明いたします。

世間では人手不足が叫ばれていますが、その解決策として「求人の発想を変える」企業が出てきています。
一例として取り上げるのは、主婦パートを対象とした新しい勤務時間の提案をした企業です。
その企業では従来、パートの勤務時間は16時間、週3日以上が主流でしたが、思い切って「1日最短2時間から」という求人を出しました。

この試みの背景には、主婦が仕事と家庭を両立させることの難しさに着目し、それを解消する方法として、より柔軟な勤務形態を提供したいという思いがあります。結果として、この企業には予想を大きく上回るペースで主婦からのパート求人の応募が増加しているそうです。事実、実際には3時間、4時間と働ける人にとっても、最短2時間と言われると応募しやすくなる効果があります。

働き方が多様化している今の時代、もはや企業から働き方を提案していかなければ、人材を確保することは難しくなっています。企業にとっては、短時間勤務パートの増加は管理コストの上昇というデメリットがあります。
しかし、短時間しか働けない主婦パートの多くは2030代で、彼女たちは子育てが一段落した後、その企業で長時間働いてくれる可能性もあり、企業にとっては将来に向けた人材確保ができるというメリットもあります。

今回の例のように、募集のハードルを下げて応募を促すことは、人材確保のアプローチとして有効です。時代の変化を捉え、応募者のニーズに応えた求人を出していきましょう。