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【4.4組に1組が経験】不妊治療とキャリアの両立を支える環境整備

少子化が進む一方で、不妊治療や検査を受ける夫婦の割合は増加していることをご存じでしょうか。厚生労働省によれば、令和3年(2021年)には「約4.4組に1組」の夫婦が不妊治療を経験しているとのことです。不妊治療は特に女性にとって身体的・精神的な負担が大きく、仕事との両立が難しいケースも多く見られます。

厚労省が2つの支援資料を公開

こうした状況を受け、厚生労働省は職場での支援に役立つ2つの資料を公表しました。

  1. 不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりのためのマニュアル [PDF]
  2. 不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック [PDF]

マニュアルの主な内容

マニュアルは以下の6章で構成されています。

  • 第1章:不妊治療の基礎知識
  • 第2章:企業が不妊治療と仕事の両立支援に取り組む意義
  • 第3章:両立支援の導入ステップ
  • 第4章:企業の取り組み事例
  • 第5章:両立支援を行う際のポイント
  • 第6章:参考情報など

基礎知識から実践的な制度設計、他社の取り組み事例まで網羅されており、支援体制づくりの参考となる内容です。

ハンドブックの概要

ハンドブックは、不妊治療の概要や職場での配慮ポイント、役立つ情報をコンパクトにまとめた冊子です。全体像を把握したうえで、より深く理解したい場合にはマニュアルとの併用が有効でしょう。

まとめ

不妊治療と仕事を両立しやすい環境を整えることは、従業員のキャリア継続を支え、企業にとっても人材確保・定着につながる重要な課題です。制度設計やプライバシー配慮、助成金の活用など実務面での対応が求められます。取り組みをご検討の際は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。