女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定」を受けた企業数の推移が公表されましたのでご案内いたします。えるぼし認定を受けた企業数は制度開始以来順調に増加を続け、令和8年3月末時点で4,313社と、4,300社を超えました。
企業数の推移
平成28年6月末の105社から10年足らずで約40倍に拡大しており、特に近年は伸びが加速しています。企業規模別に見ると、当初は行動計画の策定・届出が義務付けられている比較的規模の大きい企業が中心でしたが、令和4年4月からは対象が101人以上の企業にまで拡大されたこともあり、近年は中小規模の企業による認定取得が大きく増加し、令和7年3月末以降は件数の面でも中心的な存在となっています。
えるぼし認定の仕組みとメリット
えるぼし認定は、①採用、②継続就業、③労働時間等の働き方、④管理職比率、⑤多様なキャリアコースという5つの評価項目のうち、満たす基準の数に応じて三段階の認定(一つ星~三つ星)が付与される仕組みです。さらに高い水準を満たす企業には、上位の「プラチナえるぼし」認定も設けられています。取得にあたっては、一般事業主行動計画を策定・届出したうえで、都道府県労働局へ申請する必要があります。認定を受けると、認定マークを商品・広告・求人票等に表示できるほか、公共調達における加点評価、日本政策金融公庫の低利融資制度の対象となるなど、採用力・企業イメージの両面でメリットが期待できます。人材の確保・定着が課題となっている業種では、特に有効な取り組みといえます。101人以上の企業では行動計画の策定・届出がすでに義務化されており、中小規模の企業による認定取得の動きも今後さらに広がることが見込まれます。
行動計画の策定状況や認定取得の可否について、ぜひこの機会にご検討ください。ご不明な点やお手続きについては、当事務所までお気軽にご相談ください。
