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【高齢の求職者数が増加】福岡の事例|中小企業がすべきことは? 

新型コロナウイルスの流行が収束しない中、高齢者の転職事情はどうなっているのでしょうか。実態を踏まえて中小企業にできることも紹介するため、ぜひ、皆さまにおける企業経営の参考にしてください。

 

増える求職者、減る就職者

高齢者の求職者数が増加している一方、就職者数は減少しています。ハローワーク福岡中央が管轄するエリアでは、2020年の時点で登録された55歳以上の有効求職者数が、前年同時期の24.4%増にあたる4,791人です。

 
一方で、就職件数は123件で、10~18%減となっています。高齢者を取り巻く転職状況は、非常に厳しいと言えるでしょう。

 

異業種への転職に苦労する高齢者が多い

特に苦労しやすいケースが、特定の分野で経験を積んできた人が、異業種に転職する場合です。長年経験を積んできた自信や想いから、選択肢を限定してしまうため、転職に結びつかないケースが多くあります。

 
また、働くことでコロナに感染する危険性が高まることも、転職の足枷となっています。

 
求職者自身に働く熱意があっても、さまざまな要因から高齢者の転職が進んでいない現状です。

 

高齢者のスキルや実績も踏まえて自社に合うか判断を

転職先を見つけられないケースが増えていることに加え、4月には改正高年齢者雇用安定法が施行され、高齢者の就業機会確保が強化されます。

 
皆さまの企業においても、今後、高齢者の応募が増えることが予想できるでしょう。各企業においては、応募する高齢者の年齢だけでなく、スキルや実績に目を向けることも重要です。

 
特に、中小企業事業所においては、人材不足に悩んでいるケースもあるかと思います。自社に合う人材を見つけられれば、組織の生産性向上や活性化に繋がるでしょう。
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