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【様々な問題】厚生年金の保険料は会社が全額負担することはできるのか?

本日は、厚生年金の保険料は会社が全額負担することはできるのか?
というテーマでお話をさせていただきます。

厚生年金保険とは、会社員や公務員などの
被用者とその家族を対象とした社会保険制度の一つであり、
老後の生活を保障する重要な役割を果たしています。
この保険料の負担については、
通常、被用者と事業主が折半して負担するのが原則ですが、
法的には厚生年金保険料の事業主負担を100%にすることは可能です。

しかし、実際にはこのような形態はあまり見られません。
その理由としては、全額会社負担となると、
それは事実上の賃金の一部となり、
給与としての課税対象になる可能性があるためです。

また、社員の厚生年金保険料の意識が希薄になり、
保険制度への理解が深まらないという懸念もあります。
社員が自身の社会保障の一部を自己負担することにより、
その重要性を認識し、より一層の社会保険制度の理解が深まることを
期待する観点からも、半分ずつの負担が一般的となっています。

したがって、厚生年金保険料を全額会社が負担することは可能ですが、
その実施には上記のような問題が伴います。

いかがでしたか。
今回の内容を参考に、
厚生年金保険の知識を増やしてみてはいかがでしょうか。