65歳超雇用推進助成金の「高年齢者評価制度等雇用管理改善コース」は、55歳以上の高年齢従業員が働き続けやすいように、評価制度、賃金制度、労働時間制度、研修制度、健康管理制度などを新たに整備・導入した事業主を支援する制度です。
中小企業への支援金額
中小企業の場合、賃金・人事処遇制度の導入・改善は60万円、それ以外の制度整備は30万円が支給されます。さらに、制度導入に必要な機器やシステム等を導入した場合は、対象経費の60%が加算され、実質的な加算上限は30万円です。
対象となる制度と申請条件
対象となる制度は、就業規則などに明確に定め、実際に高年齢従業員へ適用する必要があります。例えば、能力評価を賃金に反映する制度、短時間勤務制度、4時間以上の研修制度、法定外の健康診断制度などが対象です。また、支給申請時には、原則として1年以上継続雇用されている60歳以上の雇用保険被保険者が制度の適用を受けていることが必要です。
申請のタイミングと注意
この助成金の大きな注意点は、制度を導入してから申請するのではなく、計画開始日の6か月前から3か月前までに「雇用管理整備計画書」を提出し、事前に認定を受ける必要があります。
おわりに
高齢者の定着や戦力化を考えている中小企業は、制度変更前に活用を検討することが重要です。
