2025年の改正労働安全衛生法により、これまで努力義務とされていた50人未満の事業場でも、今後ストレスチェックの実施が義務化されることとなりました。これを受けて、2026年2月25日に厚生労働省から「小規模事業場ストレスチェック制度実施マニュアル」が公表されています。
マニュアルの主な内容
- ストレスチェック制度の実施に向けた準備
- 実施体制・実施方法の決定
- ストレスチェックの実施
- 医師による面接指導と事後措置
- 集団分析と職場環境改善
- 労働者のプライバシー保護
- 不利益取扱いの禁止
- 自社で実施する場合の留意点
また、巻末には以下のモデル例も掲載されています。
- ストレスチェック制度実施規程
- サービス内容事前説明書
外部委託が推奨されています
50人未満の事業場では、労働者のプライバシー保護の観点から、原則として外部機関への委託が推奨されています。
自社で実施する場合は、情報管理や運用において慎重な対応が求められます。
施行に向けて早めの準備を
改正法は2025年5月14日に公布され、施行は「公布から3年以内」とされています。
制度開始に備え、以下の点を早めに検討しておきましょう。
- 実施方法の選定
- 外部委託の有無
- 社内規程の整備
- 実施後のフォロー体制
ストレスチェック制度は、単なる法対応ではなく、従業員のメンタルヘルス対策として重要な制度です。
小規模事業場こそ、安心して受検できる環境づくりが求められます。
おわりに
施行前に慌てないよう、今のうちから準備を進めていきましょう。
