今回は、全国健康保険協会が発行する「限度額適用認定証」の申請方法についてご紹介いたします。
※国民健康保険にご加入の場合は申請方法が異なるため、ご注意ください。
限度額適用認定証とは?
限度額適用認定証とは、1ヶ月の医療費が自己負担限度額を超えないようにするための制度です。
高額な医療費がかかる病気やけがをした場合、この認定証を提示することで、窓口での支払いを抑えることができます。
限度額適用認定証の申請方法手順
こちらの申請は、郵送で行うことができます。
または、受診の際にマイナ保険証を利用することで、証書不要で限度額適用認定を受けることができます。
以下、2つのやり方を紹介していきます。
郵送で申請する場合
郵送の場合は、全国健康保険協会の公式ウェブサイトにアクセスし、申請書を印刷・記入したのち、管轄の保険協会へ郵送します。
その後、限度額適用認定証が交付されるので、病院の窓口に保険証と合わせて限度額適用認定証を提示すると病院の窓口支払いが自己限度額までで済みます。
マイナ保険証を利用する場合
マイナ保険証とは、「保険証として利用できるように登録したマイナンバーカード」のことです。
マイナ保険証で病院を受診すると、限度額適用認定証がなくても、本人が同意すれば高額療養費制度に基づき限度額を超える医療費の立替払いが不要となります。
また、全国健康保険協会への手続きも不要です。
〈参考資料〉
「全国健康保険協会:限度額適用認定証の申請」
マイナンバーカードを保険証として利用できるようにするための登録手続き
登録方法は4つあります。
- 「マイナポータル」で登録する。
スマホで簡単に登録できます。 - 医療機関窓口のカードリーダーで登録する。
受診した病院に設置されていれば、その場で登録することができます。 - セブン銀行のATMで登録する。
マイナンバーカードをかざし、4ケタの暗証番号を入れると登録ができます。 - 市区町村の窓口で登録する。
管轄の役所によって必要な物が異なる場合があるため注意してください。
〈参考資料〉
「マイナ保険証を基本とする仕組みへ」
「限度額適用認定証の準備が不要になりました!」(PDF)
申請時の注意点
- 入力の正確性
申請フォームの入力には正確さが求められます。
入力に不備や誤りがある場合、審査に時間がかかる可能性がありますので、ご注意ください。 - 申請は1回のみ有効
限度額適用認定証の申請は1回のみ1か月間有効です。
再申請が必要な場合は、別途手続きが必要となります。
まとめ
今回は、全国健康保険協会が発行する限度額適用認定証の申請方法についてご説明しました。
手続きが必要な場合には、ぜひこのガイドを参考にしてください。