この助成金は、外国人労働者が安心して働き続けられる職場環境を整備する事業主に対し、その整備にかかった費用の一部を国が支援する制度です。
外国人労働者は、日本の労働ルールや雇用慣行、言葉の違いなどから、労働条件の誤解や相談先が分からないことによる不安が生じやすく、それが早期離職やトラブルにつながるケースも少なくありません。
本助成金の目的は、外国人労働者の職場定着を図り、長く安心して働いてもらうことです。
対象となる事業主
- すでに外国人労働者を雇用している事業主
- 今後も外国人労働者を継続的に雇用していきたい事業主
主な取り組み内容
国の認定を受けた計画に基づき、次のような環境整備を行います。
必ず行う取り組み
- 外国人労働者への対応を行う責任者の選任
- 就業規則、労働条件通知書などの多言語化(例えば、従業員がベトナム人なら、就業規則などをベトナム語に翻訳するということです)
いずれか1つ以上行う取り組み
- 相談・苦情対応体制の整備
- 一時帰国のための休暇制度の整備
- 社内マニュアルや標識類の多言語化
助成額
要件をすべて満たした場合、1つの制度整備につき20万円、最大80万円まで支給されます。
対象となる費用
- 通訳費用
- 翻訳機器の導入費
- 就業規則やマニュアル等の翻訳費用
- 外部専門家(弁護士・社会保険労務士等)への委託費
- 多言語標識の設置・改修費
注意点
計画終了後、一定期間経過時点で、外国人労働者の離職率が15%以下であることが求められます。実際に働きやすい職場環境が整っていることが重要です。
事業主の皆さまへ
この助成金は、単なる資金援助ではなく、外国人労働者が安心して働ける職場づくりを進めるための制度です。
