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【裁量労働】みずほで廃止の動き!制度の概要も解説

みずほフィナンシャルグループ(以下、みずほ)は

働き方改革の一環で、裁量労働制を10月から廃止することに決めました。

裁量労働とは、実際の労働時間ではなく労使で合意した時間を働いたとみなす制度です。

デザイナーやエンジニア、企画職などで導入できます。

 

働く時間を柔軟に決める仕組みが求められたことを背景に、

1987年の労働基準法改正で導入されました。

ただ、裁量労働は労働環境の悪化につながる懸念もあります。

実質的に際限なく残業ができてしまう制度のためです。

長時間労働の温床になっている可能性もあります。

 

新型コロナウイルス禍でテレワークが増えたことによって、

労働時間も把握しにくくなっています。

業務量に見合った残業代が支払われていないと、不満を抱く社員も出てくるでしょう。

 

みずほでは約20年前から企画職を中心に、裁量労働を導入してきました。

今回の廃止で、誰がどのくらい働いているかの「見える化」ができると期待しているようです。

 

今後みずほのように制度の廃止や見直しの動きが進むと考えられます。

裁量労働制の見直しやフレックスタイム制の導入を検討される際は、

弊社にお気軽にご相談ください。