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【キャリアアップ助成金】令和4年度の改定予定

助成金は毎年何らかの改定が入りますが、2022年4月からキャリアアップ助成金も改定される予定です。キャリアアップ助成金の令和4年度改定予定について、現時点でわかっている情報を3点お知らせします。
(参考:厚労省HP

 

1.正社員化コースの有期⇒無期の転換がなくなる

 

令和3年度時点では、キャリアアップ助成金の正社員化コースでは以下3つの転換選択肢があります。
①有期契約⇒正社員
②無期契約⇒正社員
③有期契約⇒無期契約

 

このうち3つめの「有期契約⇒無期契約」がなくなり、「有期契約⇒正社員」「無期契約⇒正社員」と、非正規の社員を正社員にする2つの取組みだけになります。

 

助成金の金額に変更はなく、また、2022年4月以降の転換、つまり雇用状態の変更の取り組みからになりますので、「有期契約⇒無期契約」も2022年3月31日までの取組みでしたら助成金の対象になります。

 

キャリアアップ助成金 正社員化コースの助成金金額は以下の通りです。カッコ内は、生産性要件をクリアした場合の金額です。
①有期契約⇒正社員  … 1人あたり57万円(72万円)
②無期契約⇒正社員  … 1人あたり28.5万円(36万円)
③有期契約⇒無期契約 … 1人あたり28.5万円(36万円)← 令和4年度はなくなる

 

 

2.諸手当制度等共通化コースが廃止。賞与・退職金制度コースが新設

 

諸手当制度等共通化コースとは、非正規社員に対して正社員と共通の手当や制度を設けた事業所に対して支給される助成金です。そちらが令和3年3月31日で廃止になり、その代わりに令和4年度から「賞与・退職金制度コース」が新設されます。

 

変更点は、諸手当制度等共通化コースでは対象になっていた「家族手当」「住宅手当」が対象外になり、「賞与」「退職金」に絞られた点です。今まではいろいろな制度・手当が対象でわかりにくかったものが絞り込まれてわかりやすくすっきりしたともいえます。

 

キャリアアップ助成金 諸手当制度等共通化コースの助成金金額は38万円です。生産性要件をクリアした場合は48万円が支給されます。

 

 

3.選択的適用拡大導入時処遇改善コースは令和4年9月30日で終了

 

選択的適用拡大導入時処遇改善コースとは、従業員数500名以下の会社において、「労使合意に基づく社会保険適用の拡大」を行うことで、パートなどの有期契約社員が社会保険に加入できるようにし、さらに加入した場合に手取りの給与額が下がってしまうことを防ぐために給与の増額をすることで助成金が支給されるものです。

 

こちらのコースは、取り組みの実施期限が以下のように定められました。
従業員数100名超~500名以下の会社 … 令和3年9月30日
従業員数100名以下の会社 … 令和4年9月30日

 

全国的にほとんど申請されていないコースと考えられますが、ご検討の中小企業様におかれましては、取り組み期間が残り1年となりますので、お早めの着手が必要です。

 

なお、細かい申請条件の変更は来年の4月以降に明らかになります。

 

社労士法人アンブレラは、助成金申請に特化した社労士法人として、こういった毎年の助成金の変化も事前に察知し、事業所の皆様の今後のお取組みに合わせたご提案を柔軟にしております。

 

助成金の申請代行をご検討でしたら、ぜひ社労士法人アンブレラにお任せください。助成金申請に関するご説明・ご相談は無料です。
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