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【ニッチ商品の成功】資生堂やモスバーガーの事例

今回は、コロナ禍で売上を伸ばすニッチ商品について、2つの事例をご紹介します。ぜひ、自社における経営の参考にしてください。

 

資生堂では相場の2~3倍するハンドクリームが人気

資生堂が2020年12月に発売した「アルティミューン」のハンドクリームは、相場の2~3倍に値する2,200円です。しかし、当初の予定を大幅に上回るスピードで売れており、他社から乗り換えた人もいます。

 
売上の背景にあるのは、心地よい香りです。手荒れ防止に「香り」という付加価値を提供することで、多くの女性から人気を集めています。

 

モスバーガーの期間限定品は3カ月で220万円の売上

モスバーガーが2020年秋に売り出した、とびきりシリーズの期間限定品は、3カ月で約220万円売り上げるほどの人気商品となりました。

 
同商品は通常より200円ほど高いものの、4種の酢や複数のスパイスを使うことで、モスバーガーならではの充実感を生んでいます。

 

人気商品はニッチから始まる

世間で人気を集めている商品・サービスの多くは、他社が狙わないような領域から生まれています。特に、コロナ禍では、お金よりも心の充実を重視する人は増えている傾向です。

 
「売れないのではないか」とリスクを恐れる気持ちもあるでしょう。しかし、他社との競争を勝ち抜くためには、ニッチな分野を攻めることが重要になりそうです。

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